芝浦工業大学の大宮キャンパスに新設された「創発棟」では、充実した研究施設をはじめ、地域住民と交流しながらウェルビーイングの実現を目指す。水まわりも、「オールジェンダートイレ」や多目的トイレ、更衣室やシャワールーム、授乳室、礼拝室などを整備。開かれた工業大学の姿を体現している。

建築概要

所在地 埼玉県さいたま市見沼区深作307
施主 学校法人芝浦工業大学
設計 <基本設計①・実施設計監修・工事監理>株式会社 安井建築設計事務所
<基本設計②・実施設計>KAJIMA DESIGN
施工 鹿島建設株式会社
敷地面積 44,796.70㎡
建築面積 6,514.82㎡
延床面積 21,720.63㎡
階数 地上7階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
竣工年月 2025年12月

特長

建物の特徴

創立100周年を迎えた「芝浦工業大学」は、建学の精神である「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を原点として、キャンパスの再整備および教育・研究環境の向上に取り組んでいる。大宮キャンパスに新設された創発棟は、デジタル・グリーン・Well-beingを拡充する研究施設、ラーニングコモンズ、産学官金連携コーナー、体育館やe-スポーツ用の施設を整備。建物内には、地域健康増進センターをはじめ、フィットネスルーム、身体運動・筋力測定実験室なども配置され、学生・研究者と地域住民が交流しながら、ウェルビーイングを体験的に学べる施設としても活用される。施設構成に伴い、更衣室やシャワールーム、授乳室、車いす使用者トイレなども整備。地域社会へ開かれた大学の姿を体現している。

水まわりの特長

トイレ空間は白を基調とした、スタイリッシュで明るく清潔感のある内装で統一。今回、性的マイノリティ当事者からの要望を受けて初めてオールジェンダートイレを2Fに設置し、当事者が自然に利用できる配置を意識している。また、男女別トイレの大便器ブースは、間仕切り壁を天井まで立ち上げて上下を塞ぐことで、防犯対策を図るとともに個室感も向上。器具は壁掛式を採用し、便器下の清掃性を高めている。さらに、多様な身体状況の利用者に対応し、地域に開かれた施設として、多目的トイレをすべてのフロアに設置。授乳室も設けられた。また、スーパーグローバル大学として、留学生など多様な文化・宗教背景への配慮として男女別の礼拝室も整備され、だれもが安心して利用できるよう計画がなされている。

採用商品

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