「神埼市立千代田東部小学校」では、「時代に即した多機能かつ高機能な教育環境」をコンセプトに、老朽化への対応・生活様式の変化・避難所機能の強化を目指し、学校全体のトイレ改修が実施された。改修により、児童はもとより教職員からも好評で学校生活に新たな潤いをもたらす、すてきなトイレ空間に生まれ変わった。

建築概要

所在地 佐賀県神埼市千代田町渡瀬1964
施主 神埼市
設計 株式会社MACアーキテクツ
施工 牟田・エースホーム特定建設共同企業体
敷地面積 16,720㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2025年2月

特長

改修の経緯

佐賀県神埼市は、2006(平成18)年に神埼町、千代田町、脊振村の3町村が合併し、それに伴い「千代田町立千代田東部小学校」は「神埼市立千代田東部小学校」に名称を変更。当校では、校舎全体の給排水設備などの老朽化問題への対策や、地域の避難所としての役割も担うことから、だれもが安全で快適に利用できる環境整備が求められていた。そこで神埼市は「時代に即した多機能かつ高機能な教育環境」をコンセプトに改修を計画。老朽化への対応・生活様式の変化・避難所機能の強化を視野に、全校舎のトイレ改修が実施された。限られたスペースの中で、学習環境の多様化に対応、衛生面や防犯面にも配慮した安心できる空間づくりを実現。児童の使いやすさと将来を見据えた、すてきなトイレ空間に生まれ変わった。

トイレの特長

改修では、全大便器の洋式化と、すべてのブースに手すりを設置。生活様式の変化に伴い、家庭と同じ感覚で使用できるよう配慮し、児童のストレスを軽減した。また、校舎と体育館にバリアフリートイレを完備し、災害時の避難所としての機能も強化している。衛生面では、床を水で清掃する湿式清掃から乾式清掃に変更し、清潔でにおいの少ない空間を実現。さらに、感染症対策も視野に入れ、非接触の自動水栓を導入した。また、限りあるスペースを有効活用するため、ブース扉に折戸や引戸を採用して、通路幅を確保する設計も施されている。改修後は「ショッピングセンターのトイレのよう」と児童の声を得る、明るくきれいな空間を実現。教職員からも好評で、学校生活に新たな潤いをもたらしている。

採用商品

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