福岡県築上町の築上町図書館、愛称「築(きず)きのもり」は、基本理念「出会う・つながる・わくわくする」のもと、子育て世代をはじめ、幅広い世代が目的に応じて過ごせる新機軸の施設として誕生した。トイレも、乳幼児連れへの配慮を徹底し、だれもが安心して利用できる環境を実現している。

建築概要

所在地 福岡県築上郡築上町大字築城1096
施主 築上町
設計 株式会社隈研吾建築都市設計事務所
施工 松山建設株式会社
敷地面積 10,814.63㎡
建築面積 1,834.93㎡
延床面積 2,831.55㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
竣工年月 (改修)2025年9月

特長

改修の経緯

福岡県築上町の「築上町図書館」は、築上町役場旧築城支所を全面改修し、2025(令和7)年11月に誕生。愛称は「築(きず)きのもり」。築上ののどかな田園風景の中に広がる"本のもり"をイメージし、隈研吾建築都市設計事務所が設計。基本理念は「出会う・つながる・わくわくする」とし、豊かな心と学びの心を育む、くつろぎの図書館を目指している。館内は、子育て世代をはじめ、幅広い世代が目的に応じて過ごせるようゾーニングが施され、地域における新たな文化交流拠点としての役割を担っている。最大の特長は、1Fに設置された「あそべるほんだな」。階段やトンネル、滑り台などを備えたスペースは、従来の図書館の枠を超え、親子の笑顔と交流が生まれる充実した子育て支援の場となっている。

トイレの特長

施設のコンセプトに基づき、トイレなどの水まわりも、お子様や子育て世代の利便性を追求し、乳幼児連れへの配慮を徹底した空間を実現している。特に1Fの親子トイレは、ゆとりある空間を確保した大便器ブースとし、幼児用大便器のほかベビーシートなどを完備。また、トイレの奥に個室授乳室やバリアフリートイレを配置し、施設を訪れる、多様な利用者のニーズに応える設計がなされている。安全面にも注力。洗面コーナーや大便器ブース内に呼出ボタンを設置。非常時にボタンが押させると、入口のピクトグラム上のランプが点灯、同時に図書館事務室へ通知が届く仕組みになっている。新たな図書館は、ハード・ソフトの両面から、だれもが安心して利用できる環境づくりを目指して完成された。

採用商品

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